- 2023/02/27
- 作業事例
ハマーH1 雨漏り修理

今回、ハマーH1の運転席の足元が濡れてしまう雨漏りを確認していきます。
まずは外から水をかけて原因箇所を探します。

足元へ落ちた水

エンジンルームから室内を通るメッシュ保護の配線
H1のいくつかある雨漏れしやすい場所のひとつ、
ボンネット下側に侵入した水がエンジンルームから室内へと繋がるメッシュ保護配線の束の中に水が染み、
それが配線をつたわり運転席の足元へ水が漏れていたようです。
雨漏りはそこだけではなく、
運転席側に水をかけていたとき助手席側ドアのピラー付近からも
上からなかなかの量の水が垂れてきていました。

Aピラー角についているプレートのシーリング剤痩せヒビ割れで隙間ができており
こちらのほうが漏れが多かったため、同時に2か所直していきます。
まずは運転席側から。


メッシュ内に水が入らないよう配線をチューブで覆い、
室内への取入れ口もコーキングをさらに足し防水処理をしました。
つづいて助手席側です。

プレートを取り外し古いシーリング剤を落とします。

新しいシーリング剤を塗って再度取付です。
シーリングが乾くのを待って再度水をかけたところ漏れは止まったようで、
これで通常の雨ならば問題はなさそうです。
Katori


続きましてマフラーガードです。

アクセレラタイヤというブランドでメーカーさんには申し訳ありませんが正直、自分は知りませんでした。北海道に代理店がありBADAX X-TREMEというタイヤになります。サイズは37インチですと37×11.5R17のワンサイズのみの設定です。
このタイヤはマッドでは食い付きそうですね。スワンパーを彷彿させるデザインで久々に見た気がします。このタイヤで走りに行くのが楽しみですね。
内張を外すしインナーパネルも外します。
パネルの固定に今だにリベットを使ってます。インナーパネルにレギュレーターが固定されているので外す際は窓枠ごと外します。
この状態になってしまえばレギュレーターの交換は簡単です。ここまでの手間は掛かりますが外し方さえ分かれば国産車みたいに狭いドアパネル内で交換するより楽かもしれません。造る国が違えば考え方も違ってきますね。
ワイヤーが絡んで切れちゃってました。レギュレーターを交換後、元通りに組んで作業終了です。

















シュノーケルタイプにする場合はサイドのメッシュが飾りとなっていて穴は開いてません。
後はダクトとシュノーケルを取り付けて完成です。
左ハンドル車では問題ありませんが右ハンドル車に取り付けた場合ブレーキオイルタンクの上にダクトが付くのでブレーキオイル交換がチョット大変です。
こちらの商品は見た目はシュノーケルですが厳密にはコールドエアーインテークシステムという商品なので防水ではないそうですが、この高さまで水に入る事は多分無いと思いますのでルックス的には十分ですね。やっぱりシュノーケルは4駆にしか様にならいカスタムパーツですよね。




A/CコンデンサーとA/Tクーラーが一体になっており、上側のA/Tクーラーからオイルが漏れていました。




バラした結果やはりエバポレーターから漏れていました。エバポレーターは新品に交換すれば問題ないのですが、それよりレシーバーから活性炭が流出してしまっておりエアコンの配管内を詰まらせていました。




