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シボレー エクスプレス デフオイルシール交換

作業は、車検入庫のシボレーエクスプレスです。

点検時にフロントの下回りからデフオイル滲みが見つかりましたので修理いたします。

 

プロペラシャフト差込口のオイルシールからの滲み

 

右側のデフサイドシールからの滲み

 

両方ともにフロントデフオイルからの滲みになりますので、デフオイルを抜いて一緒にオイルシールを打ち替えます。

 

【デフピニオンシール交換】

まずはデフの後側のピニオンシールを交換します。

プロペラシャフトを外してフランジ部を取るとオイルシールが見えますが、

周りもオイリーで汚れとホコリごみが付着しているので綺麗にします。

 

古いオイルシールを外すとシールのあたり面に少さなキズが。

バリが少々残っており、

漏れの原因の可能性が高いので平らに表面を整えてから新しいシールを取り付けます。

 

取り付け完了。

 

【デフサイドシール交換 右側】

次にデフサイドシールです。

こちらもフレームなどの周りにオイルが付着していました。

右側はデフからドライブシャフトまで距離が長く、間のシャフトを抜くためにケースごと取り外しました。

 

 

ドライブシャフトと繋がる中のシャフトを抜いてから作業します。

 

こちらもシールを新しく打ち替えたら、

後は空にしてあったデフオイルを入れて完了です。

 

Katori

ハマーH3 下廻り異音

走行時、異音がするとのことでご入庫いただいたハマーH3の修理です。

リフトであげてタイヤを回したところ、フロントプロペラシャフトから周期的な音がします。

手で触ったところジョイント部分にがたつきを発見しました。

外して、伸ばしたり縮めたり回したりして確認したところ、ある一か所のみにガタが発生しているようでした。

これがお客様がおっしゃっていた音がしたり、しなかったりのところですね。

交換してランニングテストをして改善したことを確認して完了です!

suzuki

ハマーH2 EVAP修理

車検でお預かりしたハマーH2のEVAP修理です。

車検整備の方は特に問題無く一通り終わりお客様から依頼のあったEVAP修理を行います。実際にはお客様からEVAPの不具合では無く燃料が入っていかないとの事でした。セルフでの給油は4分間といいう制限時間があり毎回25L程しか入らないそうで、これはかなりのストレスですね。単純に考えればガソリンタンクのエアー抜きが上手くいってない感じなのでスモークテストを行い気化したガスの通り道を調べていきます。

まずEVAPのテストポートからキャニスターに入るホースを外してみるとスモークが全然出てきませんでした。試しにエアーガンで吹いてみると悪さをしていた奴が出てきました。キャニスター内部に入っている活性炭です。本来キャニスター内部で密封されているので外に出る事は無いのですが恐らく内部で破損していて活性炭が外に出てしまったんですね。       なのでキャニスターは交換です。ガンガン出てきます。これでは色々ば所に活性炭が回っている可能性が高いのでその他2本のホースもエアーガンで吹きながら点検します。パージバルブまで詰まってます。写真を忘れましたがベントバルブもダメでしたのでこちらも両方交換です。ガソリンタンクとベントバルブに行くパイプは太く短いので詰まりはなかったですが問題はエンジンルームまで行くパイプが細く長いので何度もエアーガンで吹いても詰まりが取れませんでした。なのでパイプを取り外しスチームで洗浄しました。無事に詰まりも取れたので車両に取り付けもう一度スモークテストを行い綺麗にスモークは出てきました。あとは最終チェックでスタンドで給油を行います。ですが現在燃料が3/4程入っているので給油しても25Lから、入っても30L程度だと思いましたが制限時間が来るまでに30L入りましたので改善はされてます。今までGM車でキャニスター交換は行った事は無かったですが、この様な事が起こるんですね。良い勉強になりました。

takahashi

シボレーエクスプレス ブレーキ鳴き点検

シボレーエクスプレスの車検入庫です。

お客様よりご申告でブレーキ鳴きがするとのことで点検を行います。

車をちょっと動かしたときにはブレーキ鳴きの症状は見られませんでしたが、

条件によっては音が出ないこともあるかもしれないので、

車検整備と並行にブレーキ周りを確認します。

 

 

タイヤ外したらフロント側のローターにキズが入っているのが確認できました。

 

 

ローター表面に浅い溝がぐるっと一周入っていて何か小石や小さな異物を挟み込んだときにできる跡です。

フロント左右ローターとパッドに同じような挟み込みの跡が見られたので、

今音が出てなければこれが鳴きの原因かと思われます。

点検時にはすでに異物は見当たらなかったですが、

まだパッドは使えますので念のためブレーキパッドの面取り少々とブレーキ周りのグリスアップを行いました。

この後の車検の移動の際も鳴きは無く問題はないですね。

ブレーキの制動も出ており無事車検が終わり、作業終了になります。

 

Katori

 

H1スターター

H1のスターター交換です。

エンジン始動時、ギャ!という異音と共にエンジンがかかりスターターを分解してみると、

内部がすり減りと焼きつきが見られました。

リビルトのコアとしてオーバーホールが出来ないので新品での交換です。

異音も無くなり始動もスムーズになりました。

tasaki

ハマーH2車検整備

車検でお預かりした2008年モデルのハマーH2です。

お客様からは特別、不具合等は言われておりませんでしたので目視にて一通り点検を行い下回りは特に不具合や消耗品などの点検を行いエンジンルーム内の点検をしているとエンジンカバーとインジェクターの配線が干渉し被覆が破れ断線寸前でした。エンジンカバーが金属では無いのと互いの配線が干渉していなかったのでショートはしてませんでしたが、このままだと断線しインジェクターが作動しなくなってましたね。配線の繋ぎ直しの処理を行いました。トラブルが発生する前に気付いて良かったです。やっぱり車検って大事ですね。

takahashi

 

ハマーH3 パワステフルード漏れ

今回入庫したハマーH3はパワステフルード漏れです。

たかだかOリングですが、純正品の国内在庫はないし、社外品を探しても単品供給はなしのポンプASSYになってしまうしで、

当社にある大量のOリングから合うものを探して取付しました!

分解するより探している時間のほうが長かったです笑

無事ランニングテストもして完了です!

 

suzuki

ハマーH2 ラジエター交換

車検でお預かりしたH2のクーラント漏れ修理です。オーバーヒートをしてしまって水を足したとの事でしたので加圧テストを行い漏れの箇所を点検します。加圧を初めてからみるみる圧が落ちていきます。漏れていたのはラジエターからでした。パックリ割れてますね。部品を手配し交換します。コアサポートを外して上から引き抜きますがH2はボンネットフードのストッパーがコアサポートに固定されているので前側に倒れない様にロープで固定しておきます。ラジエターを交換後もう一度、加圧テストを行い他の箇所からも漏れが無い事を確認し修理完了です。

takahashi

ハマーH1 トランスファーオイル漏れ修理

ハマーH1プロペラシャフトセンターベアリング交換のブログから続きの作業になります。

プロペラシャフトのベアリングのガタが見つかり、

トランスファーからの力を伝える

アウトプット部分からのトランスファーオイル漏れ修理です。

 

前回作業時に取り外したプロペラシャフト差し込み口にあるシールから漏れでていて、

赤いオイルが下に伝わり落ちていた状態です。

 

シール周りの状態を見るのに汚れたトランスファー全体を清掃した後で

ぱっと見綺麗に見えますが、シャフトと接する黒い箇所のゴム周りから漏れでているようでした。

 

古いシールを取り外して、新しいシールを取り付ける前に清掃しておきます。

 

トランスファー差込口のスプラインに付くプロペラシャフトのフランジ部分(シールのあたり面)は

目立つ傷などはなくシール交換だけで大丈夫そうです。

 

新しいシールの取り付け後

 

最後はトランスファーオイルを注入し漏れがないことを

確認し作業終了です。

 

Katori

ハマーH1 プロペラシャフトセンターベアリング交換

ハマーH1 車検整備の際に点検箇所に含まれている

フロント側のプロペラシャフトの支えであるセンターベアリングの交換です。

走行中、高回転で回るプロペラシャフトですが、

トランスファーから前輪側に伸びるプロペラシャフトは後ろよりも長さがあるので、

途中に固定用のベアリングが設けられています。

 

 

ベアリング周りには振動を抑制するブッシュがついていますが、

こちらのブッシュは割れてしまっていてガタつきが少々出始めていました。

このままでは次第に走行中に遠心力でぶれてしまい異音と振動の原因となりますので

ベアリングの交換をします。

 

交換作業はプロペラシャフトを分割にしてからベアリングを打ち替えます。

 

 

プレスで圧入交換したら車体に戻して終わりですが、

その前に今回はトランスファーにあるアウトプットシール

からのオイル漏れ修理もあり、

ちょうど今回外したプロペラシャフトと繋がる部分なので、

ほぼ同時に作業を進めていますが、続きは次のブログに掲載予定です。

 

Katori