- 2025/01/21
- 作業事例
HUMMER H1 エアコン修理
HUMMER H1のエアコン修理です。

エアコン修理はエアコンガス漏れが大半ですが今回は厄介な事にガス漏れプラス配管のつまりです。
原因はエアコンガスを一時蓄えてガスの水分を除去するレシーバータンク内の乾燥剤が配管内に飛び出して詰まりを
起こしておりました。
とりあえずレシーバータンクからエバポレーターまでの配管を取り外してエアーを入れてつまりの点検です。
配管は見事に詰まっておりましたので新品交換です。

次はエキスパンションバルブとエバポレータの詰まりの点検です。
もしここに詰まりがあるとエアコンユニットを分解しての作業になる為大掛かりな作業になります。
恐る恐る点検しましたが詰まりは有りませんでしたので清掃ですみました。


元通りに組付けてエアコンガスを規定量入れガス圧を点検して無事終了です。
遠藤
車検でお預かりした際にエンジンルームから異音がしており点検するとウォーターポンプからでした。先月もシルバラードでウォーターポンプからの異音がありましたがウォーターポンプの交換はクーラント漏れの交換のイメージが多いですか今回はたまたま異音が重なりました。
この型は電動ファンなのでクーリングファンやシュラウドが無い為、簡単にウォーターポンプにアクセスできます。外してみるとカムセンサーが新しい物が付いていたのでウォーターポンプを脱着後さほど時間が経っていないのかエンジンとの合わせ目もとても綺麗です。これはありがたいですね。古いガスケットを剥がして合わせ面を綺麗にするのは地味に時間がかかりますからね。
サーモスタットもウォーターポンプに付いているので、せっかくなので同時に交換しテンショナーも若干ですが音が出ていたので交換しました。組付け後加圧テストを行い漏れが無い事を確認し異音も消え修理完了です。
試運転をしてみると確かに車の挙動がおかしいです。ショックが抜けてしまっている感じというかショックが縮んてないというか不思議な動きをしておりショックがダメなのは間違い無いので新品に交換です。ただ純正のショックがマグネティック ライド コントロールといって、内部で電磁コイルを備えセンサーが車体のロールを感知すると、その情報が ECU に伝達され、ECU は適切なダンパーへの電流の強さを変更して補正します。なので地形の変化に応じて車両のショックアブソーバーをリアルタイムで適応および調整し、最適な衝撃減衰を実現しているサスペンションシステムです。まぁ難しいシステムですが様はとっても高級なサスペンションが付いてます。なので純正はビックリする金額でしたので今回は社外で対応いたしました。もちろんマグネティックライドは付いてます。


スプリングでテンションがかかっているのに何で短いのか意味が分かりません。コイルスプリングはそのまま使用するので新品のショックに付け替えます。
スプリングを外してもシャフトは戻ってきません。あとはスプリングを付け替え車両に組付けます。 フロントが終わりリアショックも交換です。


ベルトは3本です。
ドライブベルトはテンショナーがあるので通常通り交換できます。エアコンとバキュームポンプベルトはテンショナーが無いので交換時は切ってしまいます。
取り付け時はSSTを使用します。最近は国産車でも増えてきましたよね。








































2025年の車検はトレーラーからスタートです。年明けなのでさほど車検場も混んでなくトレーラーなので外観検査とピットでの下回り検査だけなので時間もかからず無事に合格です。 年明けで体がなまっていたので慣らすのに丁度良い車検でした。


