- 2023/11/24
- ブログ
フォードエクスペディション修理
フォードエクスペディションの4WD切り替え不良の修理です。

4WDセレクタースイッチを切り替えても4WDに切り替わりません。
診断機を使いながらセレクタースイッチとトランスファーのエンコーダーモーターの動作確認です。
診断機のデータではセレクタースイッチが切り替わっているのは確認出来ましたがエンコーダーモーターが全く動きません。コネクターの接触不良・ハーネスの断線を確認したところ問題がない為エンコーダーモーターを交換することにしました。
純正品が国内欠品の為社外品で対応させていただきました。

セレクタースイッチを4WDの位置にすると4WDに無事切り替わりました。

ランニングテストして4WDに切り替わっているのは確認出来ました。
ENDO









キャニスター内部に入っている活性炭です。本来キャニスター内部で密封されているので外に出る事は無いのですが恐らく内部で破損していて活性炭が外に出てしまったんですね。 なのでキャニスターは交換です。
ガンガン出てきます。これでは色々ば所に活性炭が回っている可能性が高いのでその他2本のホースもエアーガンで吹きながら点検します。
パージバルブまで詰まってます。写真を忘れましたがベントバルブもダメでしたのでこちらも両方交換です。ガソリンタンクとベントバルブに行くパイプは太く短いので詰まりはなかったですが問題はエンジンルームまで行くパイプが細く長いので何度もエアーガンで吹いても詰まりが取れませんでした。なのでパイプを取り外しスチームで洗浄しました。
無事に詰まりも取れたので車両に取り付けもう一度スモークテストを行い綺麗にスモークは出てきました。あとは最終チェックでスタンドで給油を行います。ですが現在燃料が3/4程入っているので給油しても25Lから、入っても30L程度だと思いましたが制限時間が来るまでに30L入りましたので改善はされてます。今までGM車でキャニスター交換は行った事は無かったですが、この様な事が起こるんですね。良い勉強になりました。













エンジンカバーが金属では無いのと互いの配線が干渉していなかったのでショートはしてませんでしたが、このままだと断線しインジェクターが作動しなくなってましたね。
配線の繋ぎ直しの処理を行いました。トラブルが発生する前に気付いて良かったです。やっぱり車検って大事ですね。