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フォード F250 V10 エンジン修理

車検でご入庫いただいたF250なのですが、

クーラントが減ってしまうとのことで点検をさせていただきました。

加圧をすると圧が下がるのですが、一向に垂れてきません。

エンジンオイルを確認すると既にミルクティー状態。

構造的にウォーターポンプの漏れがエンジンオイルに混ざってしまうフォード車もありますが、

こちらのエンジンは違います。

原因をシリンダーヘッド・ガスケット抜けに絞って作業を進めていきます。

年式のせいもあってか、排気廻りのボルトが折れる折れる…

全部外れたところで清掃と清掃と測定です。

ストレートエッジとシックネスゲージでブロックの歪み量を測定し、こちらは問題なし。

ブロック面の一部に気になるところがあったのでこちらは補修。

組付け後にダメでした程、悲しいことはないのでここは念入りに行います。

組付けを始めるまでのここの作業が地味で大変です。

NEWシリンダーヘッドガスケット

シリンダーヘッドはキッチリ面研です。

規定の手順とトルクで締め付けていきます。

 

まだまだ長く乗れそうです!

 

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