- 2024/04/13
- 作業事例
ハマーH1 オイル漏れ修理
デフのオイル漏れはブレーキに影響を及ぼします。

漏れたデフオイルは、すぐ脇のブレーキローターを濡らしてしまいます。
シャフトを外してみるとご覧のとおり。

これだけ漏れてディスクローターが濡れてしまっていると、制動も出ませんし、
もちろん車検も通りません。

ここまで外しているので滲んでいるシールも交換します。


点検したところアウトプットハウジングのシール当たり面も摩耗してしまっているので交換します。
ブレーキが利かなくなってしまうのは危険ですので要注意です。
suzuki













パワステのオイル漏れ修理です。漏れていたのはステアリングギアボックスからでした。
アウトプット側からのオイル漏れが酷くステアリングシャフトが入るインプット側からも漏れがありました。ギアボックスのオイル漏れはシールキットでの対応も可能ですが、この辺りの年式だと社外品でも比較的、手頃な価格で手に入るのでオーバーホールの手間と中身のハードパーツの劣化も考えるとギアボックスAssy交換の方が無難です。
シャフトを取り外し古いグリスを洗浄しブーツ交換を行います。











せっかくオイルパンを剥がしたので、リアのクランクシールも交換しました。
通常リアクランクシールはミッションを降ろしての交換がほとんどですが、このエンジンのリアクランクシールは2ピースタイプでオイルポンプを外せば交換できるのでオイルパンガスケット交換時に同時交換をお勧めします。